分解能
分解能とは物体の近接した2点を見分ける最小の寸法を表します。本カタログは基本的に可視光の中間波長550nmの理論分解能で表記しています。 分解能=0.61×λ/NA
解像力
1mmの中に白黒の縞が何本見分けられるかという尺度です。
例:100本/mmは白黒10μを分離できるという事で白黒の線幅は各5μです。
水平TV本解像力
TVモニターの水平方向で解読できる等幅の白と黒の縞の総本数。光学解像力が、白と黒の縞の1組を1本と数えるのに対し、TV本は白黒を各1本ずつ数えるため、TV本100本は白黒が各50本ずつということになります。
例:水平解像度470TV本で1/2(水平寸法6.4mm)のCCDサイズの場合1mm÷{6.4mm / (470÷2)}=36.72本/mmが要求解像力となります。
ディストーション
光学ディストーション
両面周辺にいくと像が縮んだり伸びたりして本来まっすぐの線が歪んで見える現象を歪曲収差(ディストーション)と言います。カタログの数値は、理想像と実像の対角寸法の差を、理想像の対角寸法に対する100分率で表したものです。
TVディストーション
TVモニターに像を映し出したときの画像の歪みのことで、像の長辺方向の歪みを表す数値です。縦横比3:4のCCDでは、光学ディストーションの数値の0.32倍となります。
開口効率・周辺光量(%)
レンズの光軸中心部と周辺部の明るさの違いを表しています。中心部の一番明るいところを100%として表します。画角(視野)が広くなると一般的に開口効率が下がります。
シェーディング
レンズをとおしてCCDカメラ・TVモニターで見たときにモニタの中心部と周辺部の明るさの違いを表します。色の中心部と周辺部の違いや流れをカラーシェーディングと言います。
色収差
光学系の結像位置は光の波長により変わります。白色光で撮像する際には様々な波長の光線が入射するため、色が滲む等の現象が現れやすく、解像力に影響をあたえます。光軸上の現象を軸上色収差、周辺部の横への滲みを倍率色収差と言います。
FNO
レンズの明るさを表す数値でレンズの焦点距離を入射瞳径(D)で割った数値です。∞系のレンズの場合には、簡略的に一番前面のレンズの径を入射瞳に代入して計算します。 
FNO=f/D
有効FNO
有限系の光学系の明るさを表すFNOです。実使用時光学倍率(M)をかけて使用すると暗くなり数値も大きくなります。 有効FNO=(1+M)×FNO
NA
この数値が大きい物は明るく顕微鏡の対物レンズ等では解像力があるという事になります。屈折率nの媒質中にある光軸上の物点が入射瞳の半径に対して張る角をu’、屈折率n’とするとn’×sin u’を像側開口数NA’と言います。カタログに記載している数値は物体側の開口数NAを表しています。
MTF
光学系の解像度を表す数値。白黒の解像力チャートで計った時のコントラスト比を数値化したもの。
被写界深度
ジャストピントの物点から被写体が前後したときに生じる像の“ぼけ”が実用上許容できる最大の大きさを許容錯乱円といい、“ぼけ”がこの許容錯乱円径を越えず、被写体を動かせる高さ方向の許容範囲を被写界深度といいます。CCDでの撮像系の場合カメラやモニターの解像力(1bitに換算した数値)が限界数値になりますので使用するシステムにより被写界深度の数値が同じレンズでも変わります。 
被写界深度=2(許容錯乱円径×有効FNO/倍率2)
焦点深度
像側の結像面を前後した時に画像がほぼ鮮明に見える範囲を言います。
画角
第2主点と結像部(イメージ)を結んでいる二つの光線の角を画角と呼んでいます。同じ焦点距離のレンズでもイメージフォーマットが変わると画角も変化します。同じ焦点距離でもCCDのサイズが大きくなると画角は広くなりサイズが小さくなると画角は狭くなります。
画角=2×tanー1D(イメージサイズ)/2 f(焦点距離)
WD
レンズ鏡筒先端から物体までの距離
OI
物体から結像面(イメージセンサー)までの距離
焦点距離
光学系の主点から焦点までの距離を焦点距離と言います。あらゆる光学系はこの焦点距離をもとに倍率等を考慮し設計します。
イメージサイズ
使用可能な結像部の大きさ。エリアセンサーは、サイズをインチで表し、イメージサークルの直径がセンサーの対角寸法にあたります。ラインセンサーは、イメージサークルの直径がそのまま最大適合イメージサイズになり、1画素の大きさ×画素数で表します。本カタログの光学系は、エリア、ラインそれぞれのイメージフォーマットに適した専用設計をしています。
ランプ
キセノンランプ
キセノンガスを封入したガラス管の中に電圧をかけ放電させる点灯方式のランプのこと。可視光域の分光分布が太陽光に近く、点灯始動から光束が安定するのが短時間で紫外線の発光特性にも優れています。
メタルハライドランプ
水銀やアルゴンガスの他に数種類の金属ハロゲン化物を封入させ、組み合わせて様々な演出性の高い光を照射することができます。弊社の光源装置は白色再現性の高い光に調整しています。
ハロゲンランプ
白熱電球の一種。黒化現象を防ぎ、長寿命、経時安定性を求め開発されました。ハロゲン元素と蒸発したタングステンによるハロゲンサイクル(循環)に基づいています。
ファイバー
光ファイバー
光が通るコアとそれを囲むクラッドと呼ばれる領域からなる線状の導光体。材質は多成分硝子、石英硝子、プラスチックが主なものとなっています。
開口数(NA)
NAは光ファイバー端面に伝送する光線を受け入れる受光性を表し、光ファイバーを構成するファイバー端面自体(コア)とそれを包み込む材質(クラッド)の屈折率で計算されます。
受光角
光ファイバーが受光できる角度。  
LED
LED素子
Light Emitting Diode(発光ダイオード)の略。電流が加わると光を発するダイオード。 小型で指向性も良く様々な形に加工でき、一般的に低消費、低電力で長寿命です。紫外〜赤外まで光を別々に発色でき、組み合わせにより白色も発色できるため、現在のFA用途の主力といえます。
測光量
光束
光源から放射される光量。単位はlm(ルーメン)。
光度
光源から放射される光量を単位立体角あたりの光束量で、単位はcd(カンデラ)=lm/sr(立体角)。
輝度
光を発する光源の単位面積あたりの光度を表す。 単位はnit(ニット)=cd/m2 又は stild=cd/cm2
照度
光源から発する光が、ある物体表面を照らした時、その物体表面の明るさを表す。 単位はlx(ルックス)=lm/m2。 
色温度
光の持つ色を物理的客観的な数字で表したもの。 単位はK(ケルビン)。この値が低いほど赤く、高いほど青い光を表す。